愛犬のお留守

我が家の愛犬のシャワーは、ほとんどパパとママの手によって行われますが、時々、プロのトリマーさんのところへ行って、毛をすいてもらったり、体のあちこち・隅々まできれいにしてもらったりもしています。

たいてい午前中です。トリマーさんが、我が家に愛犬を迎えに来てくれて、午前中いっぱいお預けし、その最中にシャンプーなどを終えてもらい、お昼過ぎ位に、パパとママが愛犬を迎えに行くという段取りにしています。

ペットサロンで、我が家の愛犬は、大嫌いなシャワーに耐え忍ぶ時間を過ごしている一方で、パパとママはというと、家の中で何やらそわそわして過ごすのです。

愛犬のいない我が家。それはそれは寂しいものです。名前を呼んでも反応なし。何かしようとすれば必ず首をつっこんでくる愛犬に邪魔をされることもなし。ぽっかり空いた愛犬のベッドが部屋のあちこちに目につくばかり。

たいていパパとママは、無言でそれぞれ何かをみつけて作業に没頭しようとして過ごします。

いつペットサロンから「お迎えお願いします」という電話があってもいいように、お昼ご飯もそこそこに。着信音には、1秒足らずで反応してとり、やりかけの何かは放たらかしにしてそそくさと出かけます。

大嫌いなシャワーを耐え忍び、パパとママのお迎えを待ちに待っていた愛犬と、寂しさを耐え忍び、取るものもとりあえず駆け付けたパパとママのご対面の瞬間は、感動ものです。何日も何年もの間、会えずにいたかのような喜びようです。

私たちにとって愛犬は、何者にも代え難い家族の一員。そして、愛犬にとっての私たちもまた、他の誰にも代わることができない大切なパパとママなのでしょう。

愛犬よ、愛しい愛犬よ♡

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