心と身体の豆知識 18
記録と記憶、どちらも頼りにしたいものです。
ここでは、記録しておくことのメリットをあげていきます。
まず、メモを見れば確実に確認できることから、忘れることに気をつかわなくてもいいという安心感を得られます。忘れずにいなければならないといった心配が頭から離れないことから、次の仕事や行動に移ることを躊躇してしまうことを回避できます。
二つ目に、都度記録を残しておくことで、答えを探ろうとするときに容易に引き出してくることができ、思考力が高まります。それは、同時にたくさんのことを記憶し、頭の中だけで整理し、答えをだすことが困難だからです。
そして三つ目、記録する、つまりノートに書きだすことで、情報の「見える化」となり、事実を客観的に見つめることができ、ひいては、文字には感情がついていないことから、客観的に考えることができるようにもなります。
こうしたメリットは、結果として、脳にかかる負担を減らすことにつながります。
参考文献:「疲れない脳」をつくる39の習慣 PHP研究所 築山 節