緊急事態宣言と私 その4

 

こうしてまたあっという間に1週間が過ぎました。いよいよGW突中始まる頃です。25日(土)夜TVで、ビートたけしさんが、緊急事態宣言がでてからの心境について、「始めは大変だ~、だんだん慣れてきて、だれてきた」と仰っていました。わかる~感じです。

私の場合、だれてきて、プラスじれてきているんです。「自粛」三昧でいるせいでしょうか「自分を解放したい」そして「自分に負荷かけたい」という感じです。前者は、色々なことを敢えてルール化することで、律した生活をしていようと戒めていることからくる欲求。後者は、報酬を得るための仕事のような、緊張感ある到達点がない漫然とした目標に向かっていることからくる欲求。そういったことは、人間としてもつことは自然なことのように感じました。

週末の朝は、一応起床はしましたが、何となく覇気なくどんより眠気とともにいる感じでした。再びベッドにもぐりこむことは避けましたが、代わりにホットカーペットの上でゴロゴロしていました。眠くはないのです。だんだんと、ますます、心も身体も腐ってくるのです。時計を見ると、お昼の時間が迫ってくるようでした。お腹はすいていないけれども、ちゃんと昼に昼食を摂っておいた方がいいと思うと、気が重くなってきました。そこで、意を決して、毛布をはねのけ、近所をウォーキングしてくることにしました。

マスクとサングラスと帽子と手袋をして30分軽く汗を流しました。するとどうでしょう。気持が明るくなったのです。身体が軽くなったのです。太陽の光を浴びて身体を動かすことは、何と健康的なことか!と、こうすることの大切さをつくづく痛感しました。

かって、軽うつには、薬物療法よりも、軽い運動をすることで回復をみる患者が多くいるという英国の報告を読んだことがあります。一概に言い切れない面は多々あることは承知で、私は、この報告は支持できると考えています。

うつうつとし気分が続くような時は、是非お試しあれ!