to do リスト
初めは職場で、「今日やること」「明日やること」「今週やること」「今月やること」とメモしたポストイットで手帳が埋め尽くされ、いつか剥がれ落ちてしまうのではないかと心配になったことがきっかけだったように思います。今は、家事にも休日にも、なくてはならないものとなりました。頭の中がとても整理されて、時間のやりくりや段取りを立てることに大いに役立っています。
私はアナログ人間なので、リスト作成は専ら“裏紙”を使用しています。to doを済ませ、リストの項目にシュッシュッと横線を引いて消していくのは気持ちいいものです。一日のto
doが全部消えた日は、達成感で気持ちいい。やり残しがあった日は、どことなくすっきりしません。
リストのおかげで、やり忘れることはほぼなくなりましたが、やらなくて済むことが「やりたいな」「できたらやろう」と思いたってから徐々に「to do」に格上げされていき、やることは、減ることなく増える一方です。To doリストを作ることそのものが、仕事化してしまうこともあります。また、頭で記憶することがほとんどなくなったため、リストをそのへんに放置して失くしてしまったりすると、結構パニックです。To doがたくさんある日、元気がみなぎっていれば一日が楽しみになりますが、余り元気ない日は、この「to do」に身も心も縛られる苦しみを味わうことになります。
To doリスト作成は、一長一短だと思います。お勧めの面もあり、のめりこむのは要注意の面もありです。